玉川トータルケアブログ
江戸川区の40代の奥様からご相談いただきました。
江戸川区・40代・女性
女性は20歳で結婚し、翌年、子供が生まれてからとても幸せに過ごしていたそうです。
しかし二人目を出産してから旦那さんがパチンコにのめり込み働かなくなったそうです。その時期に自身の両親が亡くなり、どうしようもない淋しさに襲われるようになってしまいお酒を飲むように。
「飲むと何もかもを忘れられる気がしてイライラも不満も、どうでもよくなるような気がしました。」
酔った勢いで、くどくどと旦那さんに不満をぶつけ、派手な夫婦喧嘩になることもしばしば。
お酒が切れると手が震えるようになり、旦那さんに無理やり精神病院へ連れて行かれたのは31歳だったそうです。
「薬を飲んで穏やかに過ごせる日もありましたが、イライラすると無意識に缶ビールを持っていることもありました。家事や育児が忙しいという理由をつけ、受診も避けるようになってしまいました。
そのうちに子供が思春期になり、親子喧嘩をすることが増えました。最初は手を上げることもなかったのですが、イライラが募り子供に手をあげるようになってしまいました。」
子供たちも何も食べずに学校へ行くことも多くなり、女性も日常生活を送ることが困難に。
見兼ねた旦那さんのご両親が玉川トータルケアにご相談くださいました。
精神科受診ができるように搬送サポートをさせていただき、その後に入院されました。
何度かの入退院を経て、現在は断酒会に参加しながら前向きに毎日を過ごされているそうです。
アルコール依存症も早期発見、早期治療が重要です。早期のほうが、アルコールによる健康や社会的影響が小さく、また、家族崩壊も未然に防ぐことができます。本人がその気になれば断酒しやすいのも、早期の特徴です。
ただ早期の場合、問題が明確でないため、本人がなかなかアルコール依存症を認めない傾向があります。また、問題山積の中、毎日の生活をこなすのが精一杯になり、事態を打開するだけのエネルギーさえもなくなってしまうことがあります。アルコール依存症の治療は、早過ぎることはありません。
さまざまな理由で受診をためらってしまうことがあると思います。
お一人で悩まず、是非ご相談ください。
玉川トータルケアの民間救急車サービスでは、ご家族の気持ちに寄り添いながら、病院や施設、個人的な目的地への移動を安全にできるようお手伝いします。
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