
2009年04月12日(日)
今日は「アンジェリカルート」の精油のお話をします。
原料になる植物:アンジェリカ。川辺などの水の近くに多く見られる。根から アンジェリカルート、種子からアンジェリカシードの精油をとることができる。
大地を感じさせるスパイシーで奥行きのある香りを持ち、「不安と力の精油」と呼ばれています。
不安にさいなまれた時や気分が沈んでいるとき、心を落ち着かせて力を与えてくれます。
しばらくの間この香りに浸っていると、えもいわれぬ穏やかな気分に導いてくれます。アンジェリカはヨーロッパで古くから薬草として利用されてきました。
エンジェルがその秘めたる力を人間に教えてくれたという言い伝えから「アンジェリカ」と名前がつきました。
「精霊の根」(ホーリースピリットルート)とも呼ばれ、神聖な植物として扱われていました。
アンジェリカの精油は、シャルトルーズ酒、ベネディクティーヌ酒などフランスの有名なリキュール類の香りづけにも利用されています。
学名:Angerica archangelica
科名:セリ科
おもな産地:オランダ・イギリス・ベルギー・ハンガリー
採油方法:根の水蒸気蒸留法
香りの特徴:ハーブ系/ジャコウの香りに似ている。柑橘系にやや甘くスパイ シーなオリエンタル調が加わった複雑な芳香。
心への働き:無気力や精神疲労から脱する手助けになる。
弱った精神を安定させ、ストレスをやわらげる。
体への働き:抵抗力を強め、風邪などを引きにくくする。
タンを取り、喘息の症状をやわらげる。
肌への働き:疲れた肌を明るくする。
二子玉川のヒーリングアロマネイルサロン粋更彩(キサライ)
2009年03月24日(火)
二子玉川駅近くのヒーリングアロマネイル 粋更彩(キサライ)です!
今日からアロマのお勉強を少しずつ、掲載したいと思います。
是非、日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
『アニスシード』
羽毛のような葉は鮮やかな緑色。夏に小さな白い花をつける。種子はスパイスで有名なアニスシード。
甘味のあるスパイシーな香りを持つ、地中海地方原産のハーブを原料とした精油です。
アニスは薬用として古代から良く使われており、特に胃の薬として重宝されていたといわれています。
古代エジプトではすでに栽培されており、ミイラを作る時の防腐剤として
使用されていました。
アニスは調味料としても優れており高価な東洋産のスパイス代りにケーキに使用されるようになりました。この味付けは後世に引き継がれ、いろりろな祝宴、結婚式などのもてなしとしてアニスケーキが登場し、大流行しました。
それは、祝宴での豪華な食事のあとで供し、客人たちの胃腸の消化を助ける効果を期待してのものでした。
気持ちを落ち着かす香りは不眠症にも有効とされています。
学名:Pimpinella anisum
科名:せり科
主な産地:エジプト・ヨーロッパ・中近東・ロシア
採油方法:種子の水蒸気蒸留法
香りの特徴:スパイス系/ピリッとスパイシーな香りの後に、温かみのあるほのかな甘みを感じる。
心への働き:元気をなくした気持ちを快活にする。
リラックスができ、イライラが治まる。
体への働き:消化を助け、胃腸の膨満感を和らげる。
咳、たんなど気管支系の不調を静める。
肌への働き:感染症の皮膚疾患を改善する。
二子玉川のヒーリングアロマネイルサロン粋更彩(キサライ)