
2009年04月12日(日)
今日は「アンジェリカルート」の精油のお話をします。
原料になる植物:アンジェリカ。川辺などの水の近くに多く見られる。根から アンジェリカルート、種子からアンジェリカシードの精油をとることができる。
大地を感じさせるスパイシーで奥行きのある香りを持ち、「不安と力の精油」と呼ばれています。
不安にさいなまれた時や気分が沈んでいるとき、心を落ち着かせて力を与えてくれます。
しばらくの間この香りに浸っていると、えもいわれぬ穏やかな気分に導いてくれます。アンジェリカはヨーロッパで古くから薬草として利用されてきました。
エンジェルがその秘めたる力を人間に教えてくれたという言い伝えから「アンジェリカ」と名前がつきました。
「精霊の根」(ホーリースピリットルート)とも呼ばれ、神聖な植物として扱われていました。
アンジェリカの精油は、シャルトルーズ酒、ベネディクティーヌ酒などフランスの有名なリキュール類の香りづけにも利用されています。
学名:Angerica archangelica
科名:セリ科
おもな産地:オランダ・イギリス・ベルギー・ハンガリー
採油方法:根の水蒸気蒸留法
香りの特徴:ハーブ系/ジャコウの香りに似ている。柑橘系にやや甘くスパイ シーなオリエンタル調が加わった複雑な芳香。
心への働き:無気力や精神疲労から脱する手助けになる。
弱った精神を安定させ、ストレスをやわらげる。
体への働き:抵抗力を強め、風邪などを引きにくくする。
タンを取り、喘息の症状をやわらげる。
肌への働き:疲れた肌を明るくする。
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