今回のテーマは、「 VISUAL IMAGE 」
55JETでは、そのシーズンに私たちが何を感じ、どんな気分でヘアースタイリングをデザインしていくのかを、年に２回 春夏・秋冬コレクションとして各メディアに発信しています。
そのビジュアル・クリエイティブチームの中で、洋服のスタイリングやヘアーメイクのアシスタントとして参加し、自らの作品撮りにも意欲的に活動中の 『 荒谷小夜子 』に
『 サロンワーク以外でのビジュアル創りをどうとらえているのか？ 』 質問してみました。
【 Interview # Sayoko Araya 】
Q . 荒谷さんのビジュアルとしてヘアメイクを考える時のイメージソースは何ですか？
A . 「 まず、どんな絵（写真）にしたいかは、あらゆるジャンルの映画のシーンや写真展などで目にした様々な作品を参考にし、ビジュアルの方向性を決めていきます。
そして、ヘアーメイクはそのモデルが持っているカラー（ 雰囲気・パーツの特徴 ）を感じ、自分のやりたいヘアーメイクを頭の中で一度コーディネイトした上で、見せたいポイントをデフォルメし表現しています。 」
Q . 荒谷さんはどんな作品（ビジュアル）を創ってみたいですか？
A . 「 すいこまれるくらいの清涼感を与えられる " 凛 " とした作品を創りたいです。」
「例えば、黒い背中の開いたタイトなロングドレスにセンターパートの黒髪。
シャープな感じのクラッシックボブに合わせて、ラインの効いたメイク。
そんな作品を、透明感のあるロケーションで撮りたいです。」
なるほど、、、、、。
そこまでイメージが出来上がってるんだったら、もう作品として成立しているんじゃないかな。
これからも、たくさんのアジのある作品を期待しています。
ーーー 今年もクリエイター荒谷小夜子から、眼が離せない。 ーーー
【 ARAYA オススメ MOVIE 】
『 女は、みんな生きている。』 2003 France
・ たくましくて、賢くて、美しい女性たちに拍手したくなります。
『 Laundry 』 2002 JAPAN
・ 1カット、1カット全てがポストカードに出来ちゃうくらいキレイ。
・ 痛々しいくらい ピュアを感じます。
『 シャンプー台の向こうに 』2000 U . K .
・ 心が温かくなる作品。
・ 登場する作品たちに見とれてしまいました。
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